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■見切り千両

2007 年 9 月 3 日 ejimac

先日、10数年ぶりに知人と会いました。最後に会ったころの彼は、資格試験の受験勉強に励んでいたことを私は覚えていました。
ところがです。彼は今でもその受験勉強をしているではありませんか。
「継続は力」という言葉がありますが、その事実を知ったとき、私は心の中で「継続するのにも、適切な方向かを確かめなければならないのでは?」という思いが頭をよぎりました。
何しろ、彼の試験に取り組む今の姿勢は、惰性による継続としか思えなかったからです。
確かに継続は大切なことだと思いますし、「継続は力」どころか、最近では、「継続は相当な力である」とさえ思っていたぐらいでしたので、彼との再会は、なにやら思考の幅を広げてくれたような思いがしました。
ビジネスの格言に「見切り千両」という言葉があります。ある程度様子を見て利益にならなそうだと判断したら、潔く見切りをつけることが、先々のためにも大切だという教えです。
また、先物取引上の特約に「ストップロスオーダー」というものがあります。これは、損益がある程度までいった段階で、それ以上大きくならないように、あらかじめ一定値を示し、そこまできたら自動的に手放すことにしておく契約です。
生活の中にもこの「ストップロス」の考え方を取り入れれば、人生を大きく無駄にしないで済むようになるはずです。
リスクのある行動をとることは、必ずしも悪いことではありません。むしろその勇気をたたえるべき場合も多いはずです。しかし「リスクに歯止めを設けない行動」は非難すべきものではないでしょうか。
「損益に歯止めを設けよう」
今日はこのへんで!

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